こんにちは、すたーです。
前回こんな記事を書いた訳ですが、今年に入って暫くしてからと言う物パソコンパーツが品薄状態になったり、高騰したりと言った事例が多々出て来ています。
その中でも特にグラフィックボード(ビデオカード)の高騰・品薄状態と言うのは顕著に表れているのが現状です。
何故高騰/品薄なのか
主な原因として考えられるのは3つ
- 昨今の情勢の影響でメーカー側の製造が追い付いていない
- ビットコイン等の仮想通貨マイニングのブーム
- 所謂「お家時間」での需要が単純に増えた
まぁ…こんな所でしょうか。1個目と3個目に関しては言わずもがなと言った感じですよね。
必然的にゲームをプレイしたり、動画を見たりする時間が圧倒的に増えているのは間違いないでしょう。
同様の現象に近い物が Nintendo Switch や PS5 なんかでも起きていますからね。
問題は2個目の“ビットコイン等の仮想通貨マイニングブーム”なのかなと個人的には思っています。
仮想通貨のマイニング
そもそも仮想通貨のマイニングって何なのかと言いますと、簡単に言えば ネット上で取引される仮想通貨の取引記録の処理(計算等)を自身のCPU・GPUを使って協力する事によって報酬を得る行為
と言った感じでしょうか。
自分もこの手の動画を見たりする程度には興味があるのですが…実行にまでは移してないのでふわっとした感覚です。
当然パソコンの性能が良ければいい程効率がいいと言った状況になるようで、その重役を担うグラフィックボードの需要が急激に上がった為に現在のような状況を作っている大きな原因となっていると言われています。
常時パソコンを起動しているので、電気代もかなりの負担とはなってくると思うのですが、それでも稼ぐ人は電気代を差し引いても 1日辺り600~800円、レート次第では4桁円すら見えてくるそうです。
裏を返せば突然レートが爆下がりして全然稼げなくなって、電気代とパーツ代で全く元が取れなく割に合わないと言った現象が起きる可能性も大いにあります。常時稼働なので各種パーツにも負荷が掛かりますしね。
というかこれまでがそうだったからこそ流行ってなかった訳でしょうし。
環境が整った熟練者が複数台のマシンを用意してる感じなんですかねぇ…。
実働してる訳ではないのでこれ以上は語らないでおきますが。
何れにしても上記と併せて高騰・品薄の原因の1つとなっています。
メーカー側の対応(?)
マイニング用途で購入してる人が多い事をメーカー側も認識しているのか、ある種の対抗策として今後発売予定の「GeForce RTX 3060」において、本来メインターゲットとしているゲーマーに届けたいと言う事で、マイニング性能を制限するとの事です。
これによって多少はグラボの供給問題が解決するかも知れませんが、3060Ti 以上のスペックを持つ製品が欲しい場合、すぐに適正価格で手に入るかはまた別問題です。
しかし、メーカー側もマイニングを否定してる訳ではなく、マイニング用途に特化したグラボを「NVIDIA CMP HX」シリーズと銘打って別途発売する事も発表されています。
終わりに
と言う感じでグラフィックボードに高騰・品薄についてでした。
このような状況なので、ぶっちゃけ今グラフィックボードやゲーミングパソコンを買う事は余りオススメ出来ないと言うのが正直な話となってしまっています。
どうしてもすぐに欲しい場合は RTX 3000,2000 番台のグラフィックボードを購入するよりもGTX 1650SP/1660SP/1660Ti 辺りのミドルクラス物を購入して、物足りなければ後々載せ替える事を考えた方がいいかも知れません。
その辺のグラボも値上がりはしてるのですが、背に腹は代えられないと言うかどうしてもと言うなら…ですね。
僕自身も新しくPCを自作したいなーとか思ってた矢先なので、早い所落ち着いてくれる事を願います。
そんな感じで今回はこの辺で。すたーでした。
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