こんにちは、すたーです。
今回はグラフィックボード関連のお話で、一ヵ月ちょっと前くらいから発売されている物についての執筆です。
そして、何気に初めてAMD製のグラボに触れる記事だったりもします。
Radeon RX6400
『RX6400』はAMD製のグラフィックボードであり、2022年4月末より各社から展開されている現行最新の『RXシリーズ』の最廉価グレードのグラフィックボードとなっています。
上記で紹介したモデルは『玄人志向』からの発売モデルであり、1スロット、補助電源不要のロープロファイルに対応の物として、数年越しにやっとそこそこの性能で手が出し易い価格帯のロープログラボが登場したと言った感じでしょうか。
※当然販売メーカーによって細かい仕様が違うので、上の説明は『玄人志向』の販売モデルのお話です。
全てのメーカーの同グラボを把握している訳ではないですが、ロープロ対応と明記されている物は他にも見受けられたので、通常サイズのPCに搭載すると言うよりはメーカー製PCのゲーミング化等のスリム型の物への搭載が主となって来ると思います。
名称 | RX6400 |
ストリーミングプロセッサ | 768 |
ゲームクロック | 2039MHz |
ブーストクロック | 2321MHz |
メモリ | 4GB GDDR6 |
バス幅 | 64bit |
消費電力 | 53W |
価格 | 約25000円~ |
上記はグラボの選択の際に特に気になるであろう点を抜き出した簡易的なスペック表です。
最廉価グレードと言う事もあるので、正直直近発売のグラボの中でもスペックは高いとは言えないです。
作業内容によって得意不得意はあるので一概には言えませんが、全体的な性能で言えばロープログラボの中では筆頭候補だった同じく補助電源不要の『GTX1650』とほぼ同等性能との事です。
フルサイズのグラボで言えば数千円プラスすれば1つ上のグレードの『RX6500XT』等他のモデルなんかにも手が出せるので、コスパがいいかと言われれば案外そうでもなかったりします。
やはりこのグラボの最大の強みは “補助電源が不要” “ロープロファイル対応” のモデルがある言う所だと個人的には思います。
後は余談として…僕自身がそういった活動者じゃないので細かい所まではわかりかねるのと、このグレードのグラボでやるかどうかはわかりませんが、ハードウェアのエンコード・デコード機能面が弱い為、動画編集をする人や配信活動をする人には向かないとされています。
今からスリムPCのゲーミング化と言う目的でロープロファイル対応のグラボを購入すると言う事ならば、特定の場合を除いてこの『RX6400』若しくはGDDR6版の『GTX1650』の2択になって来るんじゃないでしょうか。
逆に言えば既に『GTX1650』を搭載しているPCからの乗り換えは余り検討しなくていい感じですかね。
終わりに
と言う事で今回はAMD製のグラフィックボード『Radeon RX6400』についてのお話でした。
なんだかんだ言っても、近年のグラボの供給問題の影響は完全に拭い去れてるとは言えない中での低価格グラボと言うのは嬉しいお話ではあります。
ご自身の使用用途を満たせているのであれば破格な最新グラボである事は事実だと思うので、その辺はスペックの摺り合わせをして検討すればいいと思います。
そんな感じで今回はこの辺で。すたーでした。
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