こんにちは、すたーです。
グラフィックボードで有名な”NVIDIA”から GeForce RTXシリーズ の新作が登場するとの事で、そろそろ新しいデスクトップパソコンの購入を検討し、曲がりなりにもゲームをする僕にとっても興味があるニュースなので個人的な整理も兼ねて書いておこうかなと。
GeForce RTX 3000番台シリーズの登場
下記はNVIDIA公式Twitterの新グラボの紹介ツイートです。
新しい RT コア。
新しい Tensor コア。
最速の GDDR6X メモリ。
最新の GeForce RTX 30 シリーズ。#究極登場#UltimatePlay pic.twitter.com/BdZ6VE7oG6— NVIDIA GeForce JP (@NVIDIAGeForceJP) September 1, 2020
まず結論から言うと、あくまでカタログスペックだけを見た判断ですが、少なくとも1個人/1プレイヤーとして編集作業やゲームをするのであれば、現行の一般向け最強モデル(Titan シリーズは除く)の『GeForce RTX 2080Ti』でもオーバースペック気味な傾向があると思います。
なので、現時点で 2080Ti/2080Super/2080無印/2070Super 辺りを使ってる人は無理に急いで購入する必要はないと思います。
勿論、GPU性能に大きく依存するクリエイティブな作業をする方や4Kでのゲームを楽しみたい方で必要を感じるならこの限りではないですが。
余談ですが、グラボの性能を簡単に見るのであれば、CUDAコアとメモリ容量に注目して下さい。
基本的に同じ世代のグラボ比較であれば、その2つが高ければ高い程高パフォーマンスと考えて良いです。
他にも注目点はありますが、前提として上記2つがそれなりに無いと満足な性能は発揮しないです。
GeForce RTX 2080Ti
名称 | RTX 2080Ti |
CUDAコア数 | 4352 |
定格クロック | 1350MHz |
ブーストクロック | 1545MHz |
メモリ | 11GB GDDR6 |
消費電力 | 250W |
価格 | 約15万円 |
まずは、現行一般向け最強グラフィックボードで比較の対象になる事も多いであろう『RTX 2080Ti』を見ていきましょうか。
この時点で必要十分すぎる性能を持っているので、現在 2080Ti を使ってたら変に欲しくなるのが怖いから情報収集しない方がいいんじゃないかとすら思うレベル。
正味、グラボ単体で15万を超える価格は既に簡単に手が出る代物ではないですが、性能も相応に高い故仕方ないのですかね。
GeForce RTX 3090
名称 | RTX 3090 |
CUDAコア数 | 10496 |
定格クロック | 1395MHz |
ブーストクロック | 1695MHz |
メモリ | 24GB GDDR6X |
消費電力 | 350W |
価格 | 約23万円 |
という事で本題に入っていきまして、最新シリーズの最上位グレードで一般向けの最上位グラボに君臨するであろう『RTX 3090』ですね。
CUDAコアに関してはまさしく桁違いの1万超えで、メモリ容量も『Titan RTX』と同等の24GBを搭載していて盛り盛りフルスペックといった感じ。
その反面、消費電力も350Wと大きく、お値段の方も約23万と驚異的な値段を誇っており、現行のBTOパソコンのミドルクラスのカスタマイズ品程度なら余裕で買えてしまうくらいの値段なので、お金に糸目を付けないで兎に角性能が高い物が欲しい!という富豪層用なのかなと言った感じですかね。
というかコレはもう一般向けモデルじゃないような気がする…。
GeForce RTX 3080
名称 | RTX 3080 |
CUDAコア数 | 8704 |
定格クロック | 1440MHz |
ブーストクロック | 1710MHz |
メモリ | 10GB GDDR6X |
消費電力 | 320W |
価格 | 約11万円 |
『RTX 3080』は今回のシリーズで言うと中間グレードといった所ですが、その性能は現行の一般向け最強グラボ『RTX 2080Ti』のおおよそ2倍のパフォーマンスを誇るとの事。
2080Ti の約2倍のパフォーマンスと言う事を考慮すると、値段も比較的手頃な価格なのかなといった感じで、今回の3モデルの中でもスペックと価格の釣り合いを考えるとベストなのかなと個人的には思います。
諸々を踏まえて、敢えてオススメを1つ挙げろと言われたらこの『RTX 3080』を挙げますね。
ただし、こちらも消費電力に関しては320Wとなっており、電気爆食いマンになりそうな気がしないでもない点だけは注意が必要って所ですかね。
GeForce RTX 3070
名称 | RTX 3070 |
CUDAコア数 | 5888 |
定格クロック | 1500MHz |
ブーストクロック | 1730MHz |
メモリ | 8GB GDDR6 |
消費電力 | 220W |
価格 | 約8万円 |
最後に『RTX 3070』今回で言えば最廉価グレードですが、それでも『RTX 2080Ti』と比べても遜色ない性能をしている感じです。
性能面で見るよりは、価格や電力などの観点で比較して 2080Ti より優れてると言った所でしょうか。(2080Ti参考値 約15万円 250W)
少なくとも現在 2080Ti 或いはそのすぐ下程度に位置するグレードのグラボを使ってて 3070 に買い替えるという選択肢は特殊な例を除けば考えなくていい選択肢と言った感じですかね。
とは言っても、現行のハイスペックグラボ相当の性能の物が約8万円で購入出来る事を考えるとコストパフォーマンスで見れば最高ですし、新規でゲーミングパソコンを購入するなら十分に選択肢に入って来ますね。
終わりに
という事で、僕自身も情報収集&整理をしながら主要な点を書き留めて見ました。
やはり驚いたのは『RTX 3090』の絶大なスペックですかね。
『RTX 2080Ti』の発売が2018年の9月なので、約2年の間でここまで性能アップって事ですね。
とは言っても、正直一般ユーザーで考えるとグラボの性能に用途が追い付いてない感があるので…やはりオーバースペックと言うのは否定出来ない気がします。
ここから数ヶ月・数年で要求スペックが上がったりっていう事もありえない話ではないですけどね。
新規でゲーミングパソコンを購入といった方なら上記の3つから用途と価格を摺り合わせて購入すれば問題ないと思いますが、特にグラボの買い替えと言う意味では少しばかり考えた方がいいかも知れません。
上記は当然ながら全てリファレンスモデルの値なので、性能を追求するなら、オリファンモデルの発売も控えてるでしょうし。
3090・・・兎に角コスト度外視で性能を求める富豪用モデル!
3080・・・性能とコストをいい塩梅で調整されたベストモデル!
3070・・・現行スペックを維持してコストを抑えたモデル!
一言で言えばこんな感じですかね。
そんなこんなで今回はこの辺で締めます。すたーでした。
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