【ポケモン対戦】孵化厳選(個体値遺伝・性格・特性・逆Vの意味)

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ゲーム

こんにちは、すたーです。

前回の続きというか関連記事というか。オンライン対戦の準備的な記事の第2弾と言う感じで。

今回は実際に対戦で使うポケモンを卵から作る「孵化厳選」を主な題材としてかいつまんでお話していこうかなと。

孵化厳選

まず、孵化厳選という物が何かと言うと、「育て屋/預かり屋」に特定の2匹のポケモンを預けて卵を受け取りそれを孵してより能力の高いポケモンを手に入れる作業の事です。

産まれる子供は、預けた親から引き継ぐ要素とランダムに決まる要素の2種類があり、親が強ければ子供に遺伝する個体値も一部親の物を遺伝するので、本来は孵化をする→産まれたより良い個体を親にする→孵化をする を目的の個体が出るまで繰り返す作業です。

個体値遺伝

個体値遺伝についてですが、前述した通り子供に受け継ぐ要素の1つで、本来は2人の親の12の個体値から3つが子供に遺伝します。

一例として、親が両方共6Vであれば
31 31 31 ? ? ?
となり ? の所は0~31までの個体値がランダムに割り当てられます。
(遺伝する個体値箇所の3つはランダムです。)

しかし、第6世代X・Yから仕様変更された「あかいいと」と言うアイテムを親に持たせる事により遺伝個体値の数が3つ→5つになるので、余程の事がない限りは親の片方に「あかいいと」を持たせるのが孵化厳選での鉄板となっています。

詰まる所、両親が6Vの場合
31 31 31 31 31 ?
となりランダム決定の1か所以外の全てが遺伝し、5Vが確定するので、AやCが不問の場合は該当箇所以外の5か所に遺伝した時点で個体値としては厳選終了ラインに立てます。

その他、パワー系アイテムを持たせる事で持たせた親の対応するパワー系アイテムのステータスが確定遺伝するので状況に応じて使う事もあるかもしれませんが、僕自身少なくとも今作になって1度も使ってないのであまり気にしなくてもいいかもです。

性格・特性

次は性格・特性の遺伝についてです。

まず特性についてです。
殆どのポケモンには通常特性と隠れ特性(以後夢特性と表記)が存在して、通常特性はポケモンによって1種類若しくは2種類、夢特性は1種類あります。

対戦においてはこの特性も重要な部分で、例え理想個体でも特性が求めてる物でなければ使い物にならないといったケースも多々あります。

なので、孵化厳選の際には特性も気にする必要があります。
通常特性が2種類あるポケモンに関してはランダムでどちらかが抽選されます。

それに加えて夢特性持ちの親から孵化厳選する際には最大で夢特性・通常特性1・通常特性2から抽選される事となります。

それと、夢特性親から通常特性の子供が生まれる事はありますが、通常特性親から夢特性の子供が生まれる事は無いので注意して下さい。

お次は性格についてです。
性格に関しては本来何もない状態で孵化厳選をスタートすると、生まれてくる子供は全性格の中から完全にランダム抽選されて決定されます。

個体値・特性をクリアしても性格がランダムだと流石にハードルが高すぎますよね。

そこで使われるのが「かわらずのいし」と言うアイテムです。
これを持たせる事により、持たせた親の性格が100%の確立で子供に遺伝します。

詰まる所、性格の不一致で泣きを見る事がなくなると言うわけですね。
ちょっと前の世代だとミントも存在しなければ確定遺伝でもなかったので、泣きを見る事が多々あったんですよね…。

なので、孵化厳選をする際には特殊な例を除き片方には「あかいいと」をもう片方には「かわらずのいし」を持たせて作業を開始するのが鉄板となっています。

逆V(個体値0)

今回の最後の解説項目は特定の個体値を0にする意味です。31の事をVと呼ぶのに対して0の事を逆Vと表記したりもします。

普通に考えたら低いよりは高い方がいいに決まってる!と思うでしょうし、基本的にはそれで間違いないor問題ないです。

なのですが、攻撃と素早さだけは例外的に個体値が0若しくはV以外の特定の個体値がいいという場合もあるのです。

ではどういう場合において逆V個体が有用かと言うと

攻撃の個体値の場合は 悪タイプ技の「イカサマ」によって攻撃される場合と状態異常の混乱に掛かった時の自傷ダメージが自身の攻撃の数値を参照してダメージ計算がなされるので、物理攻撃技を使用しないポケモンは出来る限り攻撃個体値を低め(理想は勿論逆V)で厳選した方がいいでしょう。

ですが、攻撃の個体値の逆Vまでしっかり粘ってるって人はそこまで多くないんじゃないかなぁといった印象があります。問題は素早さの方です。

素早さに関しては、細かい所まで全てを語ると長くなるので一例で。

・「トリックルーム」を採用したパーティを組む場合、素早さが遅いポケモンから順に行動すると言う効果なので、なるべく素早さを下げたい場合。

・「ジャイロボール」等の素早さの数値を参照する攻撃技を使用する場合。

・後攻で「ボルトチェンジ」や「とんぼがえり」を撃って後続から出てくるポケモンをダメージ無しで降臨させる場合。

・ポケモン個別で言うと例えば「ギルガルド」 このポケモンは攻撃する時にブレードフォルムと言う攻撃特化の姿になり、キングシールドと言う専用技を使う事で防御特化のシールドフォルムになるという特殊なポケモンです。
そして、戦闘に繰り出す際にはシールドフォルムにて登場します。
もしも先制で攻撃して落としきれなかった場合、ミラーや同速相手に返り討ちに合う為「ギルガルド」の種族値を考えると、素早さを限りなく落として防御特化フォルムで受け切って反撃をすると言う動きの方が相性がいいです。

一例を上げるとこんな感じで場合によっては多くのメリットがあります。

特にトリックルームパーティは普通だったら素早さに振る努力値を耐久に回したり出来るので、状況を作り出す事が出来れば、事実上素早さ+他二箇所に努力値振りをしているみたいな感じになるので、火力も素早さも耐久もあるポケモンになったりもします。

特にダブルの場合はトリックルームを主軸としたパーティも多いので、ダブルバトルに重きを置く人は意識しておくといいでしょう。

終わりに

と言う事で、オンライン対戦準備の孵化厳選についてでした。

今回記事の孵化厳選でベースのポケモンを作る→前回記事の努力値振りをしっかり行う→4種類の技を整える。

この作業を6匹分行う事で初めてしっかりとしたオンライン対戦の扉を開く事が出来ます。

シングルなら3匹、ダブルなら4匹育成すれば対戦自体は出来るのですが、それだと出すメンツも固定であまり勝てないという状態になってしまう可能性が濃厚です。

勿論、3匹で行っても旅パで行ってもそれ自体を否定する気はないですが、準備せずに負けまくって萎えるっていうのは一番勿体無いと思うので、興味がある人はしっかりとした準備をしてからバトルに臨みましょう。

個体作りに関しては基本要素は一通り終えたと思うので また次回何かしら書きます。はい。

そんな感じで今回はこの辺で。すたーでした。

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