こんにちは、すたーです。
コチラの記事でも書きました 今年に入ってからの半導体の不足やマイニングのブームでのグラフィックボード(ビデオカード)の高騰・品薄が問題となっていましたが、最近になり少しずつ在庫の復活の兆しが見えたりします。
とは言っても通常運行とまでは行かず、依然需要は高いラインを保っていると思いますが…。
少し前と比べたら多少なりマシな状況にはなっているんじゃないかなぁ。
と言う事でRTX 3000番台シリーズのグラボパーツ単体を取り扱ってる大手のBTOサイトやショップをいくつかピックアップして在庫及び値段をまとめてみました。
RTX 3090/3080 シリーズ
RTX 3090 | RTX 3080Ti | RTX 3080 | |
ドスパラ | 289,800円(税込) | 229,800円(税込) | 160,000円(税込) |
ツクモ | 295,801円(税込) | 205,169円(税込) | 173,800円(税込) |
パソコン工房 | 304,799円(税込) | 205,700円(税込) | 163,801円(税込) |
Ark | 327,800円(税込) | 229,799円(税込) | 在庫無 |
PC ONES | 308,000円(税込) | 229,700円(税込) | 在庫無 |
※表にある価格は全てメーカー不問の執筆当時の “在庫有” の最安値価格の表示です。
上記の表はBTOショップで 3090/3080Ti/3080 のグラフィックボードを取り扱ってる会社の名前とグラボの価格表です。
注意書きにもあるように、この記事の執筆時点での最安値を参照しています。
同じグラボでもメーカーによって価格や性能が多少変動する(オリファンモデル)ので、既に売り切れてるけどもっと安い物も当然あります。
例えば、GamingモデルやOCモデル等を引き合いに出すと、同じ名前のグラボでも物によっては10万単位で値段が変わる物もあるので…参考程度の価格表と言う事でお願いします。
ただ売れ切れ品の物がいつ売れたもので、価格もどの時期を参照してるのか特定が出来ない為に今回は在庫有の品での最安値を書いています。
さて、こう見て行くと数か月前と比べて大分在庫自体は潤って来た感じがします。
価格の基準となる初販のリファレンスモデルから見ると1,5倍程度までで収まっているので、オリファンモデルと言う事まで考慮すると大分落ち着き始めたのかなと言った印象です。
勿論、一般販売価格の相場から見るとまだやや高めと言う事はありますが、そもそも在庫が無いと言った状態は抜け出したのかなと言った感じなのは幸いと言った所でしょうか。
後個人的に思ったのは 3080Ti は割と在庫がある所が多いのに対して、無印の 3080 はどのメーカー製も在庫切れのショップが二箇所あったりしたのが意外でした。
これに関してマイニングブームが再熱した時のグラボ状況も多少は関係してるんでしょうかね。
とは言っても他の3ショップでは在庫もあるので、手に入らないと言う状況ではないみたいです。
RTX 3070/3060 シリーズ
RTX 3070Ti | RTX 3070 | RTX 3060Ti | RTX 3060 | |
ドスパラ | 118,800円(税込) | 105,000円(税込) | 在庫無 | 72,800円(税込) |
ツクモ | 122,100円(税込) | 118,800円(税込) | 在庫無 | 72,800円(税込) |
パソコン工房 | 136,400円(税込) | 127,600円(税込) | 在庫無 | 80,800円(税込) |
Ark | 118,800円(税込) | 118,000円(税込) | 在庫無 | 71,500円(税込) |
PC ONES | 117,700円(税込) | 108,900円(税込) | 在庫無 | 66,800円(税込) |
引き続き 3070Ti/3070/3060Ti/3060 の販売状況です。
表をパッと見しただけでもわかるのは、RTX3060Ti の在庫が一切ない事ですね。
これは完全に個人的な感想なんですけど、この在庫状況は少し意外だったなーと…。
3000番台のグラボ…なんなら2000番台の上の方のスペックのグラボまで含めてみても 3060Ti って非常に中途半端なラインのスペックなんですよね。勿論十分にいい製品ではあるんですけど。
性能を考えるならばもう1ランク上げたいし、価格を最重視するならば無印の3060を使うと思うし…。
と言う感じなので、この在庫状況は少し驚きました。
他のグラボに関しては、リファレンスモデルを基準に考えてしまうとやっぱりやや高めではあるものの、上位シリーズ程の価格の増加はないですし、気に入ったオリファンモデルのグラボがこの価格なら十分検討する範囲かなと言った感じです。
終わりに
と言う事で今回は『グラフィックボードの在庫状況と価格の一例』でした。
グラボの高騰・品薄が話題になってからおおよそ半年くらいは経つと思いますが、やっと少しずつ在庫問題の解消には向かっているようです。
価格に関してはまだやや高めな感じを走っていますが、それでも一番苦しかった時に比べれば大分落ち着いたので、いい傾向だと思います。
この先どう転ぶかは誰にもわからないので、いい感じのグラボがいい感じの価格で買えるようなら狙うのも一考でしょう。
そんな感じで今回はこの辺で。すたーでした。
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