こんにちは、すたーです。
今回もパソコン関連のお話をしようかなーと。
昨今の情勢の影響もあってか、今までスマホやタブレットしか持ってなかった層がパソコンを購入すると言う事も少なくない様子で…。
パソコンに余り詳しくない方をメインターゲットに据えて、所謂ゲーミングPC視点で軽く考察してみようかなと。
BTOパソコンを買うにしても自分でパーツを集めるにしても大きな差は無いと思うので、参考程度にでもしてくれたら嬉しいです。
パソコンの選択
パソコンを選ぶにあたって大きく意識する部分と言えば CPU・グラフィックボード(GPU)・メモリ量・ストレージ量・光学ドライブの有無の5ヶ所ですかね。
厳密に言えば電源とかマザボとかも選択の余地はあるのですが、その辺はちょっとだけ踏み込んだ話なので、今回は上記の5項目について書きます。
それから今回はあくまでゲーミングパソコンと言うかゲームに重きを置いてのお話なので、それ以上のスペックを必要とする場合は該当しませんのでご注意下さい。
CPU
まずはCPUのお話なのですが…実はゲーム用途と言う事を考えるとCPUってそこまで重要じゃなかったりするんです。
勿論ある程度のスペックは欲しいですし、性能が高くて損をするって事は余程の事がない限りないので、性能が高ければ高い程いいって言うのはほぼ間違いない事ですが、高くても結局オーバースペックになってしまうのでその辺はいい塩梅でと言う事で。
それを踏まえてオススメするCPUは 最新 or 1世代型落ちの IntelのCore iシリーズのi7,i9とAMDのRyzenシリーズの Ryzen7,9 辺り(特に”7シリーズ”)のCPUですかね。
具体的に言うと Core i9 10900,Core i9 9900,Core i7 10700,Core i7 9700,Ryzen9 5900X,Ryzen9 3900X,Ryzen7 5800X,Ryzen7 3800X…その他派生シリーズ等々です。
どうしても予算的に厳しかったり、ちょっとでも出費を抑えたいって方は 最新 or 1世代落ちの Core i5 や Ryzen5 でも現状であれば全く問題ないでしょう。
余談ですが、CPU単体の性能で見た場合は AMD>Intel になりつつあるみたいなのですが、ゲーミング性能と言う観点だけで見るなら IntelCPU の方が若干強い傾向にあります。
まぁ、ぶっちゃけ体感出来る程の大きな差は無いと思うので、予算や在庫や好みの問題で選んでいいんじゃないかなと言った感じです。
グラフィックボード(GPU)
ゲーミングPCと言う事で話を進めるのなら間違いなく一番重要となる部分がこのグラフィックボードです。
ゲーム性能の8割くらいはここで決まると言ってもいいんじゃないかなと言った感じです。
逆に言えば予算を決めて買うにしても、ここだけは他のグレードを下げてでも多少なりお金を掛けないと後悔する部分でもあります。
今から新規で買うと言うならば、選択肢になるのは NVIDIAのGeForceシリーズの3000番台の物がオススメですかね。過去記事にて3000番台に触れているので良かったらコチラやコチラも参考に。
※Radeonシリーズに関しては触れた事がないので今回は考慮しません。
RTX3090 | RTX3080 | RTX3070 | RTX3060Ti | RTX3060 |
229800円 | 109800円 | 79980円 | 59980円 | 49980円 |
350W | 320W | 220W | 200W | 170W |
簡素ですが3000番台の価格と消費電力を表にして見ました。
ここから考えると、RTX3090は流石に高すぎる上に電力馬鹿食いなので、ゲームだけをするという場合圧倒的にコスパが悪いので余り考えなくていいと思います。
3060,3060Tiに関しては、値段がリーズナブルかつ消費電力も性能の割に控え目なので十分オススメに入って来ますが、性能と言う面で見た場合には1世代前の RTX 2080 シリーズと同等かそれ以下の性能となっているらしく、今から購入して長年使うと言う事が前提ならばもう少し頑張りたい感じもします。
残ったのは 3080 と 3070 な訳ですが…正直これはどっちでもいいと思っています。
値段とワットパフォーマンスを考えるのであれば3070,流石に3090までは手が届かないけど性能を重視したいって人は3080でいいんじゃないかなと言う感じです。
グラボ自体の価格もそうですが、消費電力は継続費用なのでそこもしっかり考えた方がいいかも知れません。
メモリ
メモリに関しても種類があり、現行主流なのはDDR4メモリと言われる物です。
その他にも少し古いパソコンではDDR3メモリと言われる物が使われていたりするのですが、互換性は無い物と考えていいので、購入する時は注意しましょう。
それから一応メモリスピードが速い・遅いみたいな感じでグレードはあるのですが、ぶっちゃけ体感出来るほどの物はないので、自分が使う他のパーツとの相性問題で不具合が発生しないのであれば基本的にはどのグレードのメモリを使ってもいいと思います。
メモリの容量に関しては、ゲーム用途のパソコンなら標準ライン 8GBメモリ×2枚の16GB は欲しい所で、余裕があれば 16GBメモリ×2枚の32GB も一考です。
それ以上のメモリは余程の事がない限り必要ないと思うので基本は16GB必要十分です。
配信しながらゲームをしたい等の理由でもう少し余裕が欲しいと言う人は32GBでの運用がオススメです。
ストレージ
お次はストレージについてです。所謂SSD,HDDと言われる部分の事ですね。
ストレージ=データ保存場所の容量なので、これに関しても極論を言ってしまえば、容量が大きければ大きい程いいって言うので間違いないです。
無難なラインとして挙げるならば…まずはメインストレージとして1TB以上のSSDを搭載しましょう。それだけではなく、サブストレージとして容量の大きいデータ保存等を主な目的とした2TB以上のHDDの搭載をしてデュアルストレージ体制にすると言うのが主流で、実際にしてる方が多いと思われます。
サブストレージとしてHDDを起用する理由については
・容量あたりの価格がSSDに比べて安価
・一般的に書き換え可能回数がHDD>SDD(寿命が長い)
・併用する事によってメインストレージの寿命低下を抑えられる
簡単に挙げるとこんな所ですかね。
よく言われるのが システム用のSSD,データ保存用のHDDを分けると便利ですよって事なので、ご多分に漏れず2つのストレージを積むのがいいと思います。
光学ドライブ
最後は光学ドライブの有無についてです。
CDやDVDを読み込んで、ゲームをしたり映像作品を見たりする人は取り付けないとその作業が出来ないと言う事になります。
昨今では公式等から直接ゲームデータをDLするゲームが殆どですが、ゲームと言う括りで言うとディスクメディアを介したゲームをプレイされる方も一定数いられると思うので、一応項目として挙げておきました。
自作PCの場合は当然構成の段階で必要と判断すれば光学ドライブのパーツも購入していくのですが、BTOパソコンの場合は基本的に標準搭載されていないので、オプションとして購入時に設定する必要があります。
一応外付けのUSB接続品なんかもあるのですが、購入の段階でディスクメディアをPC内で再生する予定がある方は最初から搭載しておくのがいいでしょう。
僕が選ぶなら…
ここまでの流れで今この瞬間で、僕自身が上記のパーツ選択をするならどんな感じで選択するかと言うサンプルもオススメ構成として一応置いて置きます。
CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
Ryzen7 5800X | GeForce RTX 3070 | 16GB (8GB×2枚) | SSD1TB+HDD2TB |
こんな感じですかね。普通にBTOでバリバリありそうな構成ですね(笑)
BTOでの購入として、コスパ重視で考えるのであれば【FRONTIER】辺りなんかはセール等も多くて比較的オススメ出来ます。
メモリ・ストレージは上で述べた通りこの辺で必要十分だと感じるのと、ストレージくらいなら最悪数千円で容量の大きい物を追加購入すればいいかなと言う感じ。
GPUに関しても個人的には 3070か3080 の二択で今回の思考では 3070 をチョイス。
CPUは最新の7シリーズからの選択ですが、ここは完全にRyzenの新しいのを使って見たいと言う理由で Ryzen7 5800Xのチョイス。仮に Intel で選ぶなら Core i7 10700 にします。
光学ドライブは本当に自分が使うかどうかだけなので必要なら付ける形でいいかと。
終わりに
という感じで初心者向けと言う事で大分簡素で大雑把な感じでのご紹介となってしまいましたが、最低限この辺を抑えておけば買う冪BTOパソコンや基本パーツはわかると思います。
それ以上に情報が必要なのであれば、追加で自身の用途と併せて検索して貰えればすぐに解決するような問題なんじゃないでしょうかね。
しかし、今ゲーミングパソコンを購入するのは時期が悪いので、すぐに必要を感じないのであれば様子を見た方がいい部分はあります。
僕自身もバリバリパソコンに詳しい人って訳ではないですが、基本的な事くらいはある程度抑えてるつもりなのでご参考になれば幸いです。
そんな感じで今回はこの辺で。すたーでした。
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