PCゲームの『動作環境』と『推奨環境』って何?Apexを例に解説

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ゲーム

こんにちは、すたーです。

今回は主にパソコンゲーム等をやる上で重要視されるゲームの動作環境についてのお話をして行こうかと思います。

Apex Legends の動作環境と推奨環境

今回は例として最近 Nintendo Switch でもリリースされた大人気のバトロワゲーム『Apex Legends』のPC版の『動作環境』及び『推奨環境』を一例に見ていきます。

必要環境

 

OS Windows 7 64bit
CPU AMD FX 4350/Intel Core i3 6300 以上
GPU AMD Radeon™ HD 7730/NVIDIA GeForce® GT 640 以上
メモリ 6GB 以上
DirectX 11対応
ストレージ空き容量 22GB 以上

上記は同ゲームの公式から簡素に纏めて抜き出しました。Apexでは”最低限ゲームが出来る環境”を『必要環境』と表記していますが、一般的に言う『動作環境』と同義です。

最初から身も蓋もない話をするようで申し訳ないのですが、この『必要環境』を参考に新たにパソコンを調達する事はオススメしません。

僕自身が上記のスペックでプレイをした訳でもなければ、Apexの運営サイドがどのような基準でこのスペックを算出しているかは不明なので、あくまでも僕の推測と見解でしかないのですが『動作環境』及び『必要環境』と言う物は最低限ゲームが起動出来て触れる程度のラインと捉えています。

Apexで言えば “設定を極限まで下げた上でトレーニングモードや射撃訓練場でヌルヌル快適にプレイ出来る!” と言う感じだとしても “ゲームの起動+触り程度のプレイが出来る” と言われれば間違いではないですよね。

実際に試した結果で話してる訳ではないので、今現在『必要環境』程度のスペックのパソコンを既に持ち合わせていると言う方であれば、新たなパソコンの購入を検討する前に取り敢えずチャレンジしてみるのは大いに構わないと思いますが、本命は多人数参加型のプレイモードでプレイする事なので、正直かなり厳しい事が予想されます。

推奨環境

 

OS Windows 7 64bit
CPU Ryzen 5 CPU/Intel Core i5 3570K 以上
GPU AMD Radeon™ R9 290/NVIDIA GeForce® GTX 970 以上
メモリ 8GB 以上
DirectX 11対応
ストレージ空き容量 22GB 以上

そしてコチラが本命の『推奨環境』となっています。

『推奨環境』と言うのは”ゲームを快適にプレイ出来る最低限のスペック”です。
ここで言う”最低限快適にプレイ出来る”と言うのは解像度やゲーム設定を落とす事は前提とされています。早い話が上記のスペックで最高品質での快適プレイは難しいと言う事です。

最初に結論を言うとゲームのアップデート等でオブジェクトの追加やグラフィックの処理能力の要求値が上がると言う事は無い話ではないので、新しくPCを構成する場合は『推奨環境』を参考にしつつ最低でも一回り・二回り程度はスペックの高い物を構成する事をオススメします。

OS/DirectX/ストレージ容量に関しては『必要環境』と全く同じですね。この辺は特に語る事もないでしょう。
一応OSについては Windows 7 とされていますが、勿論現行の最新OSかつ皆さんが普段から使っているであろう Windows 10 でも全く問題ないです。

メモリは現代では最低でも 4GB運用か4GB×2のデュアルチャンネル運用してる方が多そうなので、後者であれば要求スペックはクリアしてますし、前者であればもう1枚同じ物を追加すれば問題ないです。
ですが、Apexに限らずチームゲームをプレイする事を考える場合、外部の通話アプリ等を用いてプレイするケースもなくはないので、個人的にはメモリは16GB運用するのが無難かと思います。

CPUに関してはRyzenであれば、初代が2016年初とかなり新しいCPUシリーズとなっているので “5シリーズ” ならどれでもいい感じでしょうかね。
Core i5 に関しても現行の最新は10世代に対して、要求スペックは3世代の物なので、よっぽどの事が無い限りは i5以上のシリーズであれば問題は無いでしょう。

そして…最後はゲームをプレイする上で一番の問題となるグラフィックボードですね。

GTX970 の性能は近い物で言えば、型落ちモデルながらもコスパに優れていた人気モデルの GTX1060 やロープロファイルグラボとしても人気で未だ市場に流れている GTX1650 辺りとほぼ同等のスコアとなっています。

言ってしまえば GTX1650 を使っていても最低推奨要求スペックラインって事ですからね。
そう考えると意外とそこそこのスペックを要求してくるんだなぁと言った感想です。

R9 290 に関してはあまり聞く事が無いグラボですが、PassMark上では GTX970 よりもややスコアが低い感じです。Radeon製で言えば同等品と言った感じでしょうか。
そもそも基本的にゲームをすると言う観点で見ると、NVIDIA製のグラボの方が強い傾向にあるので、同等性能の物を同等程度の価格で買うのであればGeForce系の物をオススメします。

新しくパソコンの購入を検討している場合グラボの選定は特に重要となりますが、例えばBTOパソコンで選ぶのであれば、現行で発売されてるような RTX 2000番台や3000番台搭載の物であれば全く問題ないので気にしないで購入してよいでしょう。

終わりに

と言う事でPCゲームの『動作環境』と『推奨環境』についてのお話でした。

今回は大人気ゲームの『Apex Legends』を例に出しましたが、考え方としてはどんなゲームでも一緒で、出来る限り『推奨環境』をベースにパソコンのスペック選定をするのが無難な考え方ではあります。

そうは言っても グラボの高騰/品薄の件もあり、人気モデルを筆頭にグラボ・ゲーミングPCも比例して高くなっているので、繋ぎと言う割り切った考えをするのであれば要求スペックギリギリの物を購入して価格が落ち着くのを待つのも十分選択肢ではあります。

そんな感じで今回はこの辺で。すたーでした。

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